固い頭からの脱却～ビジネスブレイクスルーのヒント

どうも、不惑を越えると頭の固さを指摘されることが多々あります。

これには、インドの冷蔵庫の鍵の件と同じくビックリしました。

補給戦 - 何が勝敗を決定するのか
http://www.specialprovidence.net/books/logistics_war.html

また日露戦争もロシア側は単線のシベリア鉄道に補給を頼って、ついには業を煮やして全ロシアから貨車をかき集めて片道輸送(満州に着いた貨車は補給物資を下ろした後線路際に放り出して投棄)により輸送力を上げるなどというとんでもない手段に出る一方、日本側は大連に陸揚げした補給物資を運ぶために物凄い勢いで南満州鉄道の改軌(ロシアゲージから日本狭軌へ、戦後標準軌に再改軌)をするなど、鉄道輸送が死命を制した戦いとして知られています。そうした点についても触れて欲しかったものですが、それでも第2次世界大戦以前の補給の実情について詳しく書かれている珍しい本なので価値があるでしょう。

冷蔵庫よもやま話
http://sabona.blog110.fc2.com/blog-entry-90.html

2008年03月16日　補給戦
http://books.yamazaki-shinji.com/article/12569795.html

補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO) (文庫)
マーチン・ファン クレフェルト (著), Martin van Creveld (原著), 佐藤 佐三郎 (翻訳)
￥1,429円（税別）初版：2006年5月
http://www.amazon.co.jp/dp/4122046904/

頭の柔らかさが必要な時代です。ありがとうございます。